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  • 執筆者の写真鈴木優太朗

「できた!」の先にあるもの

おはこんばんにちは。福岡市城南区にある探究学習スクール「CAN!Pラボ」の鈴木です。子どもたちの「やりたい!」を実現する塾をやっています。



さて、私はいつもブログの最初に

「子どもたちの『やりたい!』を実現する塾」

という文言を入れています。



そして、これまでは


子どもたちが「やりたい!」と思ったものが、実現「できた!」体験


についてはブログにしてきました。



今回は、実現「できた!」先にはどうなるのか...?ということについて考えてみることにしました!



最後まで読んでいただけるとうれしいです。


それでは、どうぞ!


「やろうぜ、レストラン」


まずは先日の子どもたちとの写真、ご覧ください。

レストランの名前、なににしよう?多数決!

レストラン、メニューなににする?


実はこれ、子どもたちが主体的にスタートさせたプロジェクト話し合いの様子です。


「CAN!Pラボで、レストランを開きたい!」


そう思い立った子の一言から、プロジェクトは始まりました。



「レストランを開くにはメニューが必要だね」

「オレ、チラシつくるよ!」

「券売機なんかあったらいいよね!」




司会進行も

アイデアを出すのも

計画をたてて実行するのも

全部子どもたちがやりました...!



大人は一緒になって、話し合いに参加するだけ。



子ども、大人、みんなが

それぞれの参加の仕方を選んでプロジェクトに関わっていました。


みんなの姿をみて

「なんかいいなぁ」と

思った鈴木でした。



「やりたい!」から「できた!」へ

では、はじめから子どもたち主体の話し合いができたかというと、そうではありませんでした。


まずは「できた!」といった体験を重ねることからのスタートでした。


ゲームを完成させたよ!失敗を重ねながらも「できた!」友達はもっとよろこんでくれた!


みて!チョーかわいいお弁当できた!


今年から始まった1~3年生向けのCAN!Pラボジュニアでも「できた!」場面はたくさん!

針が指に当たって痛い...どうやったらできるのかな...と繰り返しながら

最後にやっと、、「.....できたぁ......!!」


ねんどで作品を作ったよ!


「できた!」体験が重なると、子どもたちは「自分にはできる」ことを知ります。

以前まで「やりたい」とは思っていたけどやってこなかった内容にもドンドン挑戦的になっているなぁと感じています。


「できた!」から「一緒にしない?」へ


「できた!」体験を経た子どもたちは、次にほかの子と協働をはじめます。

一緒になって活動しちゃうんです。

「ピタゴラ装置こうしようと思うんだけどさ、」

「あ、ならこうしてみたらどう?」


「オレたちがレモネード作るんだ!」



「一人ではできなかったけど、もしかしたらこの人たちとなら!」

と思うことで、挑戦心はさらに大きくなっていきます。





そしてその輪が広がり

「自分にはできる」から「CAN!Pラボのみんなならできる!」

に変わっていっているんじゃないかと考えています。


「みんなならできる!そして、自分はその一員なんだ!」と思う感覚が


「できた!」の先にあるものなのではないかと考えています。


レストランの話し合いで見えた子どもたちの感覚



「みんなならできる!そして、自分はその一員なんだ!」


その感覚があるから

自分で考えたことを実行できるし、自分たちでどうにかしようと考えるようになります。


そして、最初の「レストランの話し合い」のように子どもたちは、成長していくのではないかと思っています。



先生や周りの言うことに忖度して、望ましい振る舞いをしたりするのではなく。


そして

「だってあなたが悪いんじゃん」

「あとはやってください」


と人のせいにするのではなくです。


大げさかもしれませんが


「自分の人生の主人公は自分なんだ!」

と気づけるような、そんなCAN!Pラボでいたいなと思っています。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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