おはこんばんにちは。福岡市城南区の探究学習スクール「CAN!Pラボ」の鈴木です。
今年の4月からCAN!Pラボの子どもたちと過ごしてきましたが、思うことがあります。
それは「できない」って思ってることって、ほとんど自分が「知らない」だけなんじゃないかな。ということです。
今回はそんなテーマでブログを書こうと思います。
それでは、どうぞ!
低学年だから...できない?
今週の火曜日に「CAN!Pラボジュニア」の体験会を行いました。
CAN!Pラボは現在小学4年生~6年生を対象として活動していますが、次年度4月より「ジュニアコース」を立ち上げ、小1~小3の生徒を対象に毎週火曜日に実施をしていく予定です。
(現在生徒募集中です)
さて、そんなジュニアコースの体験会で取り組んだ内容は「イスづくり」です。
木の板とドリルをつかって、こんなイスをつくります。
体験会に来てくれた子たちは1・2年生。
使い慣れない電動ドリルや釘を目の前に
「こわい!かわりにやって!」
「えぇ...できない~~」
といっている場面が印象的でした。
はじめは恐怖の方が大きかった子たちですが、スタートしてみると...
「貸して!やってみる!」と言う子
材料を集めて並べる子
「ボクたちは手動でいくんだ!」とドライバーを回す子
試行錯誤を重ねながらも、完成!うれしい!
「やったー完成だー!」
「ねぇねぇ、色塗ってもいい?」
立派に完成したイスを目の前に、子どもたちのアイデアは溢れます。
工具を使う恐怖や「できない」と思っていた感情はいつのまにかなくなっていました。
大人のサポートや安全管理を土台に、できるだけ子どもたちに主導権を渡していく。
そうすることで「自分ができるかどうかを知らない」から「自分がやったことあること」に転換していく様子を見て取ることができました。
CAN!Pラボで過ごしてみて
「できない」と思っていたことが「自分にできる」と知るまでの過程には次の3ステップがあると思っています。
①やってみようとする
②試行錯誤しながらもクリアする
③「できる」を知り、次の自信につなげる
途中で「やりたいこと」がみつからなくても、とりあえずやってみるんです。
失敗してもまたやりなおしたらいい。
どこからでもやり直し可能なサイクルで、その過程の中で「自分にはできる!」を知っていく。
それらを支える
「失敗大歓迎」
「否定されない」
「やりたいに寄り添う」
といった文化がCAN!Pラボにはあります。
ここで過ごす子どもたちが、社会にでたときに発する言葉が
「どうせやっても無理」
ではなく、
「とりあえずやってみてさ、一緒に実現してみようよ」
になっていくことを願って、今後の活動に励みます!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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